全身の皮膚炎、かゆみで眠れない

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ご相談内容・お悩み

(女性.40代)
約2年前より全身に赤くかゆみを伴う赤い盛り上がりと水疱、搔き傷から浸出液が分泌し、熱感を伴う。特に顔と手指がひどく、かゆみが強いため睡眠が十分にとれない。アレルギー検査では問題ない

漢方服用経過・その後

浸出液と熱感の原因となる「湿邪・熱邪」を除く煎じ薬の服用から開始。
2.3日後、浸出液が多くなりつらいとご連絡。いったん中止し再度ご来店いただく。

湿邪よりも熱邪を除く働きが優位な処方へ交換。

処方変更後、水疱ができなくなり皮膚が乾燥するようになった。その後、同じ処方を3週間服用している間、良かったり悪かったりを繰り返していた。

再度、湿邪を除く処方を混合し、赤みが減少してきたので皮膚の再生と防衛力を補う処方に変更し徐々に赤みや炎症、かゆみが減少したため服用量を少なくして様子を見ていただくこととなりました。

 

薬剤師からのコメント

原因不明の皮膚炎の場合、体内に「邪」が停滞しているため、それを追い出そうとして水疱やかゆみ、赤み、熱感が現れてきます。

皮膚炎の原因となる邪が除くことができたら、その邪が再び発生しないように対策できるのが漢方治療の魅力で、増悪と寛解を繰り返す特徴のある皮膚病は、漢方治療が有効であると考えています。

かゆみの原因は体内にある「邪」ですが、それにより睡眠不足となりストレスが重なることで新たな「邪」を発生させ悪循環を引き起こしてしまいます。

皮膚病の悪循環を繰り返している方は、漢方治療がとても有効です。ぜひお気軽にご相談下さい。

(お薬を安全に使うために)
漢方薬も「医薬品」です。どのような薬でも副作用のリスクがあります。正しく使わなければ思わぬ副作用を引き起こすことがあります。そのため、服用の際には必ず、専門家から適切なアドバイスを受けて安全に服用いたしましょう。

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