疲労倦怠と意欲の低下を改善したい

ご相談内容・お悩み

(女性.80代)
ご家族の病、ご兄弟の入院が続き、看病や手続等で疲労がたまっている。精神的にも落ち込み血圧も上昇していたため、内科にて安定剤と降圧剤を処方され服用したが、病状がさらに悪化してしまった。何とかならないかということでご来店

漢方服用経過・その後

ご家族、親類のことだけでなく週2回お仕事もされていて、毎日の生活に暇を作れなく気持ちにも余裕が持てなくなっている状態でした。食欲不振・気分失調・睡眠障害があり、漢方では「心」の力が弱くなり「脾」を助けることもできていない状態と判断できましたので、「心」を安定させる漢方薬と「脾」の働きを整える漢方薬を服用していただきました。

年齢のこともあるのですが、体重が50kgない状態でしたので漢方薬の量を3分の2で調合

14日目、食欲が向上しさみしさが減ってきて、少し前向きになってきた。

さらに、14日後体調がだいぶ良くなって自信がついてきている。服用量を減らしたいということで1日3回を2回にして様子を見ました。

1年後、「調子が良くて薬を飲むことも、先生のことも忘れるくらいでした」と言っていましたが、最近また食欲が減少して、気持ちも落ち込んでいるので以前同様の漢方薬を調合いたしました。

薬剤師からのコメント

ご家族・御親類の病気は、とても深刻な病状でしたので、気持ちが不安定になってうつ状態になることは異常な状態ではないことを説明し、「うつ病ではありませんよ」と一番初めにお伝えしたことがご本人には安心したと言ってくださいました。

私はうつ病の専門家ではないのですが、いろいろと勉強をさせていただき「うつ」という状態にもさまざまな分類ができ、向精神薬で安定させなければならない場合から生活習慣の改善やカウンセリングで改善できる場合などがあることを経験を通して解ってきました。

そして、根本的な改善には
・原因の追求と理解→生活習慣の改善
・体調不良の改善→体質改善
・十分なカウンセリング
が必要であるといえます。

みなみ野漢方薬局では、すべての方に漢方治療を必要として漢方薬をお勧めしているのではなく、必要であれば専門の医師の診断と治療を優先していただいたり、生活習慣の改善だけでご様子を見ていただく場合があります。

今の自分にはどんな治療が必要なのか、何を優先するべきなのかをお悩みであればお気軽にご相談ください


(お薬を安全に使うために)
漢方薬も「医薬品」です。どのような薬でも副作用のリスクがあります。正しく使わなければ思わぬ副作用を引き起こすことがあります。そのため、服用の際には必ず、専門家から適切なアドバイスを受けて安全に服用いたしましょう。