赤ら顔:酒皶様皮膚炎 ステロイドの副作用

ご相談内容・お悩み

(女性.30代)
7.8年前より、ニキビ、赤みが頬、フェイスラインにあり、日光・外部刺激・月経前後などに症状がひどくなる。ステロイド治療をしているが症状の繰り返しで悩んでいた。当店、ホームページを見てご相談

漢方服用経過・その後

漢方薬はエキス剤を7日分調合。服用して数日して湿疹があらわれたため”瞑眩反応”か”副作用”か心配になった。1週間後、再度詳しくご相談してお話をしている中でニキビは別として赤みは”酒さ”ではないかということで、ステロイドの中止と炎症と熱を抑える漢方薬へ調合を変更し7日間服用いただいた。その結果、徐々に赤み・ほてりが減り4か月後に、少し安定したため根本的な体質の改善の漢方へ切り替えて服用していただきました。その後も、多少赤みが残るが気にならない程度となり合計約8カ月漢方薬を服用していました。

薬剤師からのコメント

赤み・かゆみの対症療法の最前線は現在も”ステロイド剤”。しかし、長く続けていることで本来の病気だけでなく新たに病気を発症させてしまうリスクがあります。この方の場合も、ステロイドの長期使用が原因として酒皶(さ)様皮膚炎を発症していました。当店にご相談いただき漢方を服用したことがきっかけとなり、改善できてよかったです。

”酒皶(さ)様皮膚炎 症状は、中年女性に好発し、不適切なステロイド外用による副作用の代表である。原因は、ステロイド外用薬の長期使用による表皮委縮、血管拡張などの副作用が基本となる。治療はステロイド外用剤を中止する。(あたらしい皮膚科学;(株)中山書店より抜粋)

(お薬を安全に使うために)
漢方薬も「医薬品」です。どのような薬でも副作用のリスクがあります。正しく使わなければ思わぬ副作用を引き起こすことがあります。そのため、服用の際には必ず、専門家から適切なアドバイスを受けて安全に服用いたしましょう。