病気を改善する5つの生活習慣②(運動)

病気を改善する5つの生活習慣②(運動)

運動について

健康にお悩みを持っている方の多くは、運動不足を感じているのではないでしょうか。

逆に、よく身体を動かして汗を流している方は、肉体的負担は少しあるかもしれませんが、健康で元気な方が多いのではないでしょうか。

病気を改善する、健康になるということは、勉強やビジネスと同じで改善(目標達成)するためには何をしなければならないのか、自分に何が足りないのかを知ることが大切です。

更に、④「ストレスや心の持ち方」でお話しする予定の、目標達成の先にある「真の目標」についても大切ですのでお楽しみに(ブログの更新はtwitterでフォロワーになると通知されます。)https://twitter.com/minamino_kanpou

筋肉の働き

筋肉には太い筋と細い筋の2種類の筋細胞が集まった骨格筋(横紋筋)と胃や腸などの内臓の壁をや血管、子宮など管状や袋状の「壁」を作る平滑筋、心臓を動かす心筋の3種類があります。

運動の時に使用している筋肉は「骨格筋」。
骨格筋は文字通り、骨についている筋肉で随意筋と呼び意識して動かすことのできる筋肉です。

消化器官や心臓は不随意筋で、意識して動かすことができません。その働きは、ホルモンや自律神経によってコントロールされています。

骨格筋は、歩行や運動、姿勢維持の働きの他にも関節の安定化、熱の発生に重要な役割を果たしています。

運動は必要なのか

皆さんの住んでいる近所で、休日にランニングをしている方を見かけることがありますでしょうか。

八王子みなみ野は、ランニングをされている方が多いと思います。ランニングをしている目的は何でしょうか。

・東京マラソンに出るため
・健康のため
・リハビリのため
・ストレス解消のため
・ダイエット目的

など様々な目標があるためにジョギングをしているのです。

学生時代は、日ごろから授業の中に運動(体育)が取り入れられているために運動が不足することは少ないと思いますが。成人になると仕事の時間の割合が増えて、運動不足になります。

数年前までは、若年層は運動不足が原因として日常生活や体調に悪影響を及ぼすことはないと考えられていましたが、若年層でも腰痛、頭痛、肩こり、ぎっくり腰と身体不調があらわれているのは、筋力の低下も影響しているのではないでしょうか。

年齢を重ねると筋肉は低下していきます。この筋力の低下の進行は深刻な問題を引き起こします。

その一つがサルコペニア、これは加齢や疾患により、筋肉量が減少することを意味する英語で、歩くスピードや握力、筋肉量が診断基準以下の場合にサルコペニアと診断されます。

筋力の低下は、歩く、座る、立ち上がる、握るなど日常生活で行う行動がスムーズにできなることでQOL(生活の質)の大きく影響していくのです。

サルコペニアは運動によって防ぐことができます。筋肉は鍛えることで何歳になってからでも強く大きく発達させることができるからです。

サルコペニア対策として推奨されているのは、ジョギング・ウォーキングなどの運動です。その他、高い効果を求める場合には、特定の筋肉に負荷をかけた運動(レジスタンス運動)がすすめられています。


ジョギングやスポーツなど身体を動かしている方は、運動する目的や目標、達成感が明確なため続けていけるのです。

ある方は、病気をしたことがきっかけとなり同じ病気を繰り返さないためにも筋力の低下を防ぎ、いつまでも自分の足で歩き続けたいとおしゃっていました。

運動を始めるときには、運動することを目的・目標とするのではなく、運動をした結果どのような影響が心身にあらわれて、日常生活でどんな利益がもたらされるのかを想像して始めてみてください。きっと「運動しなくちゃ」ではなく、「運動したい」という思いになるでしょう。


<このブログの写真> akizouさんによる写真ACからの写真

病気を改善する5つの生活習慣①