赤しそ(赤紫蘇)ジュースを作ってみた

赤しそ(赤紫蘇)ジュースを作ってみた

シソは中国、ヒマラヤ、ミャンマーが原産とされる1年草。
赤ジソと青ジソがあり、青ジソの葉は「大葉」で料理に利用されています。赤ジソは梅干しや紅ショウガなどの色付けとしても利用され、漢方薬の原料としても使用されます。

この赤ジソを使ったストレスや夏バテ、花粉症などに利用される赤ジソジュースを作ってみました。

用意するもの

赤ジソの乾燥 5g
水      300ml
レモン果汁  数滴

赤ジソジュースの作り方で検索して調べたのですが、砂糖を加えたり、レモン果汁の代わりにクエン酸やリンゴ酢を使用しています。
味のお好みで選んで加えていただいてよいと思います。

作り方

なべに水、紫蘇を入れて5分ほど煮込む、少し冷めてから必要量をコップに移して卓上レモンを5滴加えて出来上がり。

今回は砂糖を加えずに作りましたが、入れなくても紫蘇の香りのするレモンティといった感じでおいしく頂きました。
また、当店では紫蘇の生の葉がないので生薬の乾燥を使用しましたが、生の葉を水でよく洗って使用してもできます。

色の変化

紫蘇を煮詰めた後の色はこげ茶色ですが、レモン果汁を加えると赤ワインのように変化します。
写真ではわかりにくいのですが・・・・

つくった紫蘇ジュースの保存期間は冷蔵庫で2~3日程度なので、少量をつくってその日に飲み切る方法がお勧めです。
夏バテ対策、風邪の時、魚による中毒に利用してはいかがでしょうか。

紫蘇葉

中医学的効能

①発汗を促す
②肺の働きを高め、痰を除く
③気の巡りを良くして、胃腸の働きを回復
④魚介類の中毒予防、中毒症状の改善
⑤安胎

有効成分

ぺリラアルデヒド(鎮静作用)、リモネン、ビタミンC、βーカロテン、アントシアニン

配合漢方処方

香蘇散、半夏厚朴湯、藿香正気散、鶏鳴散加茯苓、柴朴湯、茯苓飲合半夏厚朴湯など

 

参考サイト;白ごはん.com(https://www.sirogohan.com/recipe/sisoju-suaka/