掌蹠膿疱症を徐々に改善
ご相談内容・お悩み
(女性.70代)
5年前より足裏に発症、赤外線で少し良くなったが今度は右手の掌に同様の症状を発症。かゆみがないので足の裏は見なければさほど気にならないが、手のひらはどうしても目にしてしまうし、お釣りをもらうときに手のひらを見せるのでつらいということでご相談
漢方服用経過・その後
漢方薬はエキス剤をまず2週間調合。一進一退の状態がしばらく続いていたが、3カ月目くらいから症状の範囲が狭く、赤みも目立たなくなってきている。最近は、ご本人も良い傾向であると感じ、しっかり改善させるために服用を継続。
薬剤師からのコメント
皮膚病は、自分も他人も目にしてしまいとても外見的に気になる病気です。かゆみがあればなおさらつらいものです。毎日見ているとよくなっていく変化に気づきにくいものですが、2週間毎に見せていただいている私には、良くなってきていると実感していました。
”掌蹠膿疱症 主に中年の手掌足底に対称性の無菌性膿疱を形成し、慢性に経過する。原因として、喫煙、ステロイド外用、扁桃摘出などがあり、膿疱は2~4週間で繰り返して発生して慢性に経過します”(あたらしい皮膚科学;(株)中山書店より抜粋)
(お薬を安全に使うために)
漢方薬も「医薬品」です。どのような薬でも副作用のリスクがあります。正しく使わなければ思わぬ副作用を引き起こすことがあります。そのため、服用の際には必ず、専門家から適切なアドバイスを受けて安全に服用いたしましょう。
漢方薬も「医薬品」です。どのような薬でも副作用のリスクがあります。正しく使わなければ思わぬ副作用を引き起こすことがあります。そのため、服用の際には必ず、専門家から適切なアドバイスを受けて安全に服用いたしましょう。
-
前の記事
板藍茶・イスクラ板藍のど飴のご紹介 2018.09.28
-
次の記事
赤ら顔:酒皶様皮膚炎 ステロイドの副作用 2018.09.28