ご相談内容(背景)
・年代・性別:80代.女性
・症状:ご家族の看病が続き、心身ともに疲労困憊されていました。その結果、精神的な落ち込み、意欲の低下、食欲不振がみられ、さらに血圧も上昇したため内科を受診。安定剤と降圧剤を処方されましたが、服用後に体調がかえって悪化したとのことで当薬局へご相談に来られました。
漢方服用経過
初回ご相談時、心身の疲労から自律神経が乱れ、精神症状や血圧上昇につながっていると判断。体質と症状に合わせた漢方薬を処方しました。
・服用14日目:気分や体調が安定し始める。
・服用1か月後:落ち込みや不調がほとんど改善。
・数か月後:体調が良好なため服用を中止。
・約1年後:再び精神的な落ち込みが出て来局。漢方薬を再開したところ速やかに安定し、その後は予防と健康維持の目的で継続服用中。
薬剤師の見解(中医学的解説)
この方の不調は、長期の看病による肉体的疲労が引き金となり、自律神経の乱れが精神症状や血圧上昇につながったものと考えられます。漢方では「心身一如(しんしんいちにょ)」の考え方があり、体と心の状態は密接に関係しています。今回、体の疲れを整え、自律神経のバランスを回復させる処方が奏功しました。
西洋薬での治療が合わなかった場合でも、漢方では体質や症状の背景に合わせて対応できることがあります。再発予防や健康維持の観点からも、体調の基盤を整えることが大切です。
店舗情報
みなみ野漢方薬局
〒192-0917 東京都八王子市西片倉2-12-12
: 042-638-8860
定休日:水曜、第一日曜(年末年始他臨時休業があります)
営業時間:午前10時~午後7時
管理薬剤師:松田哲男
:mail@minamino-kanpou.com
:https://x.com/minamino_kanpou
: https://lin.ee/PYnf0bm


