煎じ薬とエキス剤の違いとは?漢方薬の選び方と特徴を徹底解説

煎じとエキス 漢方トピック

漢方薬には、煎じ薬、エキス剤、丸剤、散剤、シロップ剤、錠剤、カプセル剤、外用剤など、さまざまな剤型(形態)があります。これらの剤型は、それぞれ特徴や用途が異なり、患者さんの体質やライフスタイルに合わせて選択することが重要です。

煎じ薬とは?

煎じ薬は、生薬を水から煎じて煮出した液体を服用する、伝統的な漢方薬の形態です。患者さんが自ら生薬を煎じて作るため、手間がかかりますが、薬効がフルに引き出されるとされています。
特徴:

  • 薬草の風味を感じることができる
  • 患者さんの治療意欲が高まる
  • 処方によっては煎じ方の調整により、薬効を調整できる
  • 処方が変わっても服用量は変わらない
  • 個々の症状や体質に合わせて調合できる

デメリット:

  • 煎じるのに手間がかかる
  • 味やにおいが気になることがある
  • 持ち運びには水筒が必要
煎じ薬って何?――薬局製剤としての本質と煎じ薬の選び方
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エキス剤とは?

エキス剤は、生薬からエキスを抽出し、賦形剤として乳糖やデンプンなどを加えて顆粒状や細粒状にしたものです。コーヒー豆が煎じ薬で、インスタントがエキス剤に相当すると例えられます。
特徴:

  • 携帯に便利(旅先でも飲める)
  • 味やにおいが少なく飲みやすい
  • 白湯があればどこでも飲める
  • 製造ロットが同じであれば品質のばらつきが少ない

デメリット:

  • 湿気に弱い(固まる)
  • 粉が苦手な場合はオブラートなどが必要
  • 処方内の生薬の分量・割合を変えられない
  • 同一処方でも製造メーカーによって配合が異なる

煎じ薬とエキス剤の比較

特性煎じ薬エキス剤
薬効の強さ強いやや弱い
飲みやすさ味やにおいが気になることがある飲みやすい
携帯性持ち運びには水筒が必要携帯に便利
調整の柔軟性処方の調整が可能処方の調整が難しい
手間煎じる手間がかかる手間が少ない
保存性湿気に弱い湿気に弱い
漢方薬の剤型を知ろう ― 自分のライフスタイルに合った選び方とメリット・デメリット
漢方薬には煎じ薬、散剤、エキス剤、丸剤、シロップ剤、蝋丸など多様な剤型があります。それぞれの利点・欠点を比較し、あなたの生活に続けやすい漢方薬の選び方をご提案します。

どちらを選ぶべきか?

煎じ薬とエキス剤は、それぞれにメリット・デメリットがあります。自分の体調やライフスタイルに合わせて、適切な剤型を選択することが大切です。当店では、患者さんの症状や体質に合わせて、最適な漢方薬を提案させていただきます。

ご不明な点やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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