「最近、疲れて見える」「実年齢よりも老けて見られる」──その原因のひとつに 目の下のクマ があります。
クマは単なる見た目の問題にとどまらず、血の巡りや体調のサインが現れていることも少なくありません。
本記事では、クマのタイプや原因を整理し、中医学(漢方)の視点から考えられる改善方法を分かりやすくご紹介します。
クマの種類と特徴
まず、クマは見た目や原因によっていくつかのタイプに分かれます。
| タイプ | 見た目 | 主な原因 |
|---|---|---|
| 青クマ | 青黒い色 | 血行不良、冷え、睡眠不足 |
| 赤・ 紫クマ | 赤みや紫っぽさ | 毛細血管のうっ滞、皮膚の薄さ、炎症 |
| 茶クマ | 茶色い色素沈着 | 紫外線、摩擦、肌刺激による色素沈着 |
※多くの場合は、複数のタイプが組み合わさって現れるため、自分の状態をよく観察することが大切です。
中医学でのとらえ方:「瘀血(おけつ)」とは?
漢方では、クマの背景に「瘀血(おけつ)」という状態が関係していると考えます。
瘀血とは、血の巡りが悪くなり、体の隅々まで栄養や酸素が届かなくなっている状態のことです。これにより、目の下の皮膚に血液の滞りが透けて見え、クマとなって現れます。
さらに瘀血は、次のような全身の不調を伴うこともあります。
- 慢性的な肩こり・頭痛・腰痛
- 舌の裏の血管が浮き出る
- 月経痛や不順
- 冷えやむくみ
- 睡眠の質が悪い
もしクマだけでなく、こうした症状もある場合は、瘀血体質を改善することが重要です。
クマができる原因をチェック
こうした全身のサインを併せて自分の状態を観察することで、より有効な対策が可能です。
改善のためのアプローチ
漢方薬による体質改善
瘀血体質の改善に用いられる代表的な処方には、次のようなものがあります。
- 桂枝茯苓丸、桂枝茯苓丸加薏苡仁湯
- 通導散
- 血府逐瘀丸
- 冠心Ⅱ号方(冠元顆粒)
- 芎帰調血飲
- 桃核承気湯
特に、「桂枝茯苓丸加薏苡仁湯」は、血の巡りを整えながら美容にも良いとされ、クマ・むくみ・肌荒れ・月経不調などに用いられることがあります。
これらは体質や他の症状(冷え・月経異常・むくみなど)によって選び方が異なります。自己判断ではなく、専門家にご相談ください。
日常生活でのケア
以下は、漢方以外で即効性や予防に役立つケア方法です
生活習慣を整えるだけでも、クマの改善につながるケースは多くあります。
注意すべきこと・除外すべき誤解
まとめ
目の下のクマは、見た目の問題だけでなく「血流」や「体質」の乱れを映すサインでもあります。
漢方では「瘀血(おけつ)」を改善し、血の巡りを良くすることでクマだけでなく、全身の不調も和らげていくことが期待できます。
「疲れが取れない」「クマが長引いている」と感じたら、ぜひ一度、体質を見直すことをおすすめします。
当薬局では、体質や症状を詳しくお伺いし、あなたに合った漢方をご提案いたします。気になる方はお気軽にご相談ください。
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