生薬のうがい薬で歯周病予防 ― 口腔ケアが全身の健康を守る

健康食品・民間薬

歯周病は「歯ぐきの病気」と思われがちですが、実はお口だけの問題ではありません。歯周病菌が増えると炎症が広がり、全身の健康にも悪影響を及ぼすことがわかっています。

近年の研究では、歯周病を予防することで インフルエンザや誤嚥性肺炎などの感染症を抑える効果が期待できる と報告されています。つまり、歯と歯ぐきのケアは、単に虫歯や口臭を防ぐだけでなく、身体全体の健康を守る大切な養生の一つなのです。

歯周病と全身の健康

歯周病は、歯と歯ぐきの間に悪玉菌が侵入し、歯肉に炎症を引き起こす病気です。進行すると、歯を支える骨が溶けて歯が抜け落ちることもあります。さらに、歯周病菌が血流を通じて全身に広がることで、糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病、さらには誤嚥性肺炎やインフルエンザ感染のリスクを高めることが知られています。

漢方うがい薬の効果

当薬局でご紹介している漢方うがい薬は、以下の4種類の生薬を使用しています

  • 甘草(カンゾウ):多くの漢方処方に配合され、調和薬や補気薬、解毒薬、鎮咳薬として使用されます。
  • 檳榔子(ビンロウジ):気の巡りの改善・利水剤として利用されます。
  • 益母草(ヤクモソウ):血の巡りを改善する作用があります。
  • 肉豆蔲(ニクズク):下痢止め、気の巡りの改善の作用があります。

これらの生薬を組み合わせたうがい薬は、歯周病菌に対する抗菌効果、傷んだ歯ぐきを回復する効果、歯肉組織のコラーゲンを強める効果が期待できます。

使用方法

  1. 煎じ液の作成:600ccの水に上記の生薬を入れ、沸騰するまで強火で加熱し、その後弱火で半分程度になるまで煮詰めます。
  2. 保存:煎じた液体は冷ましてから、空のペットボトルに入れ保存します。
  3. 使用時の準備:使用時には、煎じ液を大さじ1杯(約15ml)とぬるま湯を加え、全体量を約150mlに調整します。
  4. うがい:ブラッシング後、薄めた液体を口に含み、口の中全体に行き渡るようにし、吐き出します。この操作を繰り返します。
  5. 注意点:うがい後は水ですすがず、そのまま休息することをおすすめします。

保存方法

煎じ液は直射日光を避け、冷暗所に保存してください。冷蔵庫で保存する場合は、使用時にぬるま湯で割って使用することをお勧めします。

漢方うがい薬の購入について

当薬局では、上記の漢方うがい薬を取り扱っております。ご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。詳細な情報や購入方法についてご案内させていただきます。

まとめ

歯周病は口腔の問題にとどまらず、インフルエンザなどの感染症リスクにも関わる全身の病気です。
日常の歯磨きに加え、生薬のうがい薬を取り入れることで、より効果的に歯周病を予防し、健康な体づくりに役立てましょう。

健やかな口腔環境は、健やかな生活の第一歩です。

 

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