「衛気(えき)」って何?身体を守る見えない力
- 私たちの体は、風邪・ウイルス・花粉・ホコリなど、外からの刺激(中医学では「邪気(じゃき)」と呼びます)に常にさらされています。
- 衛気とは、皮膚・鼻・気管支などの粘膜を守り、こうした外敵の侵入を防ぐ「防衛力」の役割を果たす働きです。体の表面に“バリア”を張るような働きで、病気になる前に体を守るしくみです。
- この衛気が弱まった状態を「衛気虚(えききょ)」といい、免疫が下がり、風邪を引きやすくなったり、アレルギーの症状が出やすくなったりします。
「衛気虚」のチェックリスト
以下のような症状がいくつか当てはまる方は、衛気が弱っているかもしれません。生活習慣や体調を見直すきっかけにしてください。
イスクラ衛益顆粒(玉屏風散)とは
- 玉屏風散(ぎょくへいふうさん)は、中国古典『丹渓心法』にも記載のある処方で、“体の表面に屏風を立てて邪気を遮る”というイメージからその名があります。
- 日本では、イスクラ産業(株)が「イスクラ衛益顆粒(えいえきかりゅう)」という商品名で取り扱っており、玉屏風散と同じ構成の処方です。

主な構成生薬とその働き
| 生薬 | 主な作用 |
| 黄耆(オウギ) | 補気薬の代表。体を元気づけ、皮膚・粘膜の防御力を高める。外的刺激に対する抵抗力を強める。 |
| 白朮(ビャクジュツ) | 胃腸の働きを助け、気を補う。消化・栄養から体力を支えて、疲れやすさを改善。 |
| 防風(ボウフウ) | 風邪の原因となる「風邪邪(ふうじゃ)」を体外に追い出す働き。外からの邪気への抵抗を助ける。 |
衛益顆粒の効能・服用法・価格
- 効能・効果:身体虚弱で疲れやすい、虚弱体質、疲労倦怠感、ねあせなどの改善。
- 用法・用量:成人(15歳以上)1日1包を1日3回、食前または食間に服用。
- 価格 :第2類医薬品 イスクラ衛益顆粒 90包入 9.900円(税込)
少量から試してみたい方はお気軽にご相談ください。小分け販売もしております。
日常でできる「衛気」を強くする養生
漢方薬だけでなく、日常の養生が「衛気」を支える鍵です。以下の習慣を取り入れて、免疫バリアを強めましょう。
食材で補う
- もち米、山芋(長芋・ヤマトイモなど)
- にんじん、ピーマン、パプリカ、かぼちゃなどの緑黄色野菜
- しいたけ、マッシュルーム、えのき、しめじなどキノコ類
- しょうが、たまねぎ、ねぎ、みょうがなどの香味野菜
- 果物(オレンジ、みかん、りんご、いちご)や卵・かつお・鶏肉・豚肉などのたんぱく源
日常の生活習慣
- 適度な運動を続ける
- 気温に応じて衣服を調整し、冷えを避ける
- 十分な睡眠をとる
- ストレスをためない・過労を避ける
避けたいこと
- 冷たい飲食をとりすぎること
- 暴飲暴食や偏食
- たばこの吸いすぎ
- 過度のストレス・睡眠不足・徹夜などの不規則な生活
風邪やインフルエンザ流行期・花粉飛散時期に特に活用したい
流行期には、うがいや手洗いに加えて、このような漢方薬の養生を取り入れることで、免疫の備えを強められます。
花粉はウイルス同様に外から侵入してくる「外邪」です。花粉症は、体の防衛システム(衛気)が乱れて花粉という刺激に過剰反応している状態です。花粉飛散時期前に衛気を整え備えておくことが大切です。
まとめ
「衛気」という目に見えないけれど大切な“守る力”を意識することは、風邪やアレルギーに対する備えだけでなく、日々の健康に大きな影響を与えます。
イスクラ衛益顆粒は、衛気を補い、外的刺激に強い体を育てる手助けをしてくれる漢方薬です。薬としての力を理解しながら、養生と併用して、自分自身の免疫力を育てていきましょう。
