中医学で学ぶ「瘀血(おけつ)」とは?症状・原因・チェックリストと毛細血管ケア

漢方基礎知識

中医学では、「瘀血(おけつ)」という概念があります。これは血の巡りが悪く、血液が体内で滞った状態を指し、多くの不調や病の背景に関わるとされています。
肩こりや頭痛、生理の不調など身近な症状から、動脈硬化や心疾患など深刻な病気まで影響を及ぼす可能性があるため、早期に気づき対処することが大切です。

この記事では、瘀血の基本概念、原因や症状、自己チェックリスト、改善方法について詳しくご紹介します。

瘀血とは

「瘀血」とは、血流が停滞し、血が滞った状態を意味します。中医学では、血の流れは体を養い、精神を安定させる基本的な要素とされており、滞りは体全体の不調へとつながります。代表的な症状は

  • 顔色が暗くくすむ
  • 月経痛、経血に塊が混じる
  • 慢性的な肩こりや頭痛
  • あざができやすい、消えにくい
  • 刺すような痛みや局所のしこり

瘀血は単なる症状の一部ではなく、病気の根本要因となる可能性があるため注意が必要です。

瘀血を引き起こす要因

原因内容
ストレス肝の働きに影響し、気血の巡りを阻害する
冷え寒さや冷房環境により血管が収縮し血流が悪化
運動不足循環を助ける力が弱まる
疲労・過労気血を消耗し巡りが停滞
食生活の乱れ血の生成や巡りに影響
慢性疾患体内バランスの乱れから瘀血を助長

瘀血チェックリスト

以下の項目で自己チェックしてみましょう。(各項目に点数を付与し合計で判定します)

皮膚・血色

  • 顔色がどす黒い(5点)
  • 歯茎が暗赤色(5点)
  • シミ・そばかすが多い(3点)
  • あざができやすい(2点)

頭・肩

  • 肩や首のこり(3点)
  • 頭痛が多い(3点)
  • 手足が冷える(2点)

舌の状態

  • 舌裏の静脈が紫色に浮き出る(5点)
  • 舌に紫色の斑点(5点)

女性の症状

  • 生理痛が強い(5点)
  • 経血に塊が混じる(5点)

判定の目安

  • 3〜6点:瘀血の傾向あり
  • 7〜11点:瘀血の状態と考えられる
  • 12点以上:瘀血が進行している可能性大

次のページでは
・瘀血によるリクス
・改善方法
をご紹介いたします。
是非、最後までご覧ください

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