食後すぐの便意…過敏性腸症候群を漢方で改善した症例

疾患別漢方治療

ご相談・お悩み

  • 40代女性。食事をすると必ず便意に襲われ、食後にトイレへ駆け込む生活が続いていました。
  • 病院で検査をしても異常は見つからず、原因がわからないまま悩みを抱えておられました。
  • 健康診断でも大きな異常はなく、強い体調不良もないため「仕方ないのか」と諦めかけていたとのことです。

漢方服用経過・その後

  • 最初に1週間分の煎じ薬を処方しました。
  • 服用直後から「食事中にトイレに行きたくなる頻度が減った」と変化を実感。
  • 以後も継続服用することで、症状は安定し、排便の不快感やお尻の違和感も改善されました。
  • 体質を整えることを目標に、腸の働きをスムーズにしながら、排便コントロールがしやすい体作りを進めています。

コメント

  • 過敏性腸症候群(IBS)は、ストレスや自律神経の乱れによって腸の動きが過剰になり、下痢や便秘が繰り返される病気です。
  • 中医学では「脾胃(消化機能)」の弱さに、自律神経の影響が重なることで腸管がけいれんし、過剰な便意を引き起こすと考えます。

今回の症例では、腸のけいれんを抑える「芍薬」を含む処方(例:桂枝加芍薬湯)を用い、消化機能を整えることで早期改善につながりました。症状の緩和が早かったことは良い兆しですが、根本的な改善には継続して体質を整えることが大切です。

 

 

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